生命保険のしくみ

生命保険の商品の数は、いったいどのくらいあるのでしょうか?社団法人生命保険協会に加盟している、国内で営業している生命保険会社だけを数えてみても46社(2009年8月現在)。「これだけ会社があったら、生命保険の種類もたくさんあって複雑そう…」と思ってしまいそうですが、どうぞご安心ください。生命保険の基本タイプはわずか3つ。この3つを押さえておけば、生命保険は理解できますよ!

遺族の生活を助ける「死亡保障」

世帯の収入を支える大黒柱だった人に万が一のことが起こったとき、遺された家族の生活はどうなってしまうのでしょうか?貯金や財産があれば突然収入が途絶えても対応できるかもしれませんが、もし蓄えがないならすぐに働き口を探して収入を確保しなくてはなりません。しかし、十分な額の貯蓄を蓄えるのには時間が必要です。そんな場合に役立つのが死亡保障。これは保障期間内に被保険者が死亡した際に保険金が支払われるタイプで、「定期保険」「定期付終身保険」「終身保険」「変額保険」「無選択型終身保険」などの保険があります。

病気・ケガの治療費や入院費を助ける「医療保障」

病院にかかるときには健康保険によって一部の自己負担で治療を受けることができますが、大きなケガや病気で手術・長期入院が必要な場合、治療費が高額になると自己負担の額も増加します。一般的に1日入院すると、入院費は平均で約21,000円かかると言われています。このほかにも、交通費や看病をしている家族の食事代など、出費は意外とかかるものです。この費用をサポートするのが医療保障。このタイプの保険は、保障期間内の入院・通院時に保険金が支払われ、「医療保険」のほか「傷害保険」「ガン保険」「所得補償保険」が分類されます。

老後の生活を助ける「老後・貯蓄保障」

日本は世界でも屈指の長寿国。そのため「長生きのリスク」も発生しやすいと言われています。それは貯蓄を取り崩しながら生活している場合、蓄えが底を尽き、公的年金だけでは生活が立ちゆかなくなってしまうという危険性です。豊かで安心な老後を送るために、生活費を保障するのが老後・貯蓄保障です。このタイプには満期になると満期保険金が、保険期間中に死亡しても満期保険金と同等の額が支払われる「養老保険」や、一定期間、年金として保険金を受け取れる「個人年金」。また「介護保険」「変額個人年金保険」などが当てはまります。対象年代は異なりますが「学資保険」も貯蓄保険の一種です。

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